ハチと遊ぶ

例年5月には分蜂が始まる。

箱は第一から第五まで空の巣箱が4個ある。

現在は第二に入っていて、その前には第一に入っていた。

第一に入っていた親ミツバチが第二に移り第一に残った長女が巣の落下を原因として残念ながらどこかに消えてしまった。

第三は物置前に設置し箱の後ろも窓をつけて中を覗けるようにした。

何より便利な位置に置いたので、ぜひここに入って欲しいと思っていた。

箱に誘引するには匂いで呼ぶしかない。

何より誘引力のある金稜辺(キンリョウヘン)というランの花が出すミツバチのフェロモンに頼るのがイチバンだ。

咲き始めた金稜辺の鉢を第三の箱にくくりつけておいた。

次の日に観察しに行くと咲き始めた花が消えている。

茎を残して花だけが、きれいに無くなっている。

たぶん鳥がやってきて花を食べてしまったのだろう。

春野に到着すると第二は車から見える。

その瞬間「あっ分蜂した」と感じた。

複数のミツバチは活発に活動しているが、いつもの数ではない。

すぐに探しに行った。

期待した第三には入らず第一に入っていた。

つまり元々自分で築いた巣に親が戻ったということだ。

入れば既に空きの巣があるわけだからそこに卵を産み幼虫を育てることがすぐに可能だ。

長女にしてみても母親の残していった巣に、こちらも卵を産み育てるといった活動に即刻入ることができる。

ただ、その巣から次女や三女が生まれると長女は出ていき別のところで巣作りから始めなくてはいけないことになる。

それは外から見ていても分からない。

私の用意した空き箱はまだ3個ある。

それらを活用して欲しいと望む。

成り行き、という言葉がピッタリ。

スズメバチ用トラップでは既に4匹の女王蜂を捕らえた。

私の建てた小屋の柱にクマバチが巣を作った。

水道の近くに大量のオガ屑が落ちていたので気がついた。

蜂と遊ぶ暑い夏が始まったのだ。

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