ドレモコレモ  ミンナクッテヤル

      

あさりの旬がやってきました。

正確には春の旬ですね。

あさりには産卵期を迎える春と秋に旬の時期があるんですと。

3〜5月ごろといえば、ちょうど潮干狩りのシーズンだし、てっきり春だけって思ってましたわ。

台所の流しで砂抜き

何気にそれをのぞいていたら、昔 高校で国語の授業にあった

「石垣 りん」の詩を思い出しましたよ。

 < シジミ > 

 

夜中に目をさました。

ゆうべ買ったシジミたちが

台所のすみで

口をあけて生きていた。

 「夜が明けたら

 ドレモコレモ

 ミンナクッテヤル」

鬼ババの笑いを

私は笑った。

それから先は

うっすら口をあけて

寝るよりほかに私の夜はなかった。

今日まで、この詩は ずっと「アサリ」だと勘違いしていましたが、「シジミ」だったのね。

人間が殺生をしつつ生きていることの恐ろしさを詠った詩ですね。

ドレモコレモ ミンナクッテヤル

とはいうものの、結局 人間だってシジミのごとく 口をあけて寝るわけで。

人間もまた、何かに食べられてしまうのかも・・・。

 何にしようかと考えたけど、やっぱりお味噌汁

    

 

 ドレモコレモ ミンナクッテヤル

 いや、

 

 

 ドレモコレモ ミンナクワシテモライマス だね。